FM評価システムの特徴
FM評価システムは、Webアプリケーションですので、PCのインターネットエクスプローラーなどのブラウザでサーバーUrlにアクセスし、ログインして、使用します。インターネットアクセス環境があれば、使用できます。
FM評価システムは、複数の団体のFM評価を管理できます。
団体の概念
FM評価システムは、1システムで、複数の企業・団体のFM評価をサポートします。 それぞれの団体は、多数の建物を管轄し、数年ごとに何回ものFM診断評価を行います。 評価項目体系も、JFMES 11 に準拠しながらも、独自の評価項目を必要とするかもしれません。 FM評価システムでは、一つの企業・団体の全FM評価を「団体」の概念でまとめ、団体ID・パスワードで区別します。
FM評価システムは、FM評価を時系列で、セッションとして管理します。
セッションの概念
FM評価システムは、企業・団体のFM評価を長期にわたってサポートします。 FM評価は、一度行えば終わりではありません。2〜3年ごとに、繰り返し行うことで、その間のFM施策の効果測定を行い、次の計画につなげます。 FM評価システムでは、全建物に対するある時期の1回の評価をまとめたものを、セッションといいます。
このようにセッション同士の間には、時間の経過がありますので、当然、新しい建物、追加したい評価項目など、評価環境の変化が起こります。 FM評価システムでは、セッションごとに、評価項目体系・インフラ・建物の登録、評価値などを、独立に維持しますので、こうした変化に対応できます。
評価入力は、評価項目ツリーを見ながら評価します。
評価項目体系はツリー構造
対象とする建物を選択し、評価値を入力していくとき、評価項目の体系が、ツリービューで表示されます。 下図の左側のベインをご参照ください。評価項目の体系が、Windowsのフォルダー展開のようなツリー型に表示されています。 ⊞ 記号で開き、⊟ 記号で閉じ、展開バーやトップの移動バーを使用して、ツリー表示を操作できます。
必要な部分を展開したり、閉じたりして、対象の評価項目を選び、グラフで現在の評価値を確認しながら、評価入力をしていくことができます。 下調べが済んでいれば、建物1棟に要する評価入力時間は、40〜50分です。
評価結果はリアルタイムで集計されます。
評価入力をするごとに、トップレベルまで、リアルタイムで集計されます。 したがって、分野を分担して複数の専門家が評価に参加している時も、他の評価者の評価結果をただちに参照しながら、評価実行できます。
異なる場所から同時に入力・参照できます。
誰かが入力している時、他の人は、参照のみしかできない、などということはありません。権限のある人なら誰でも、 どの建物でも、同時に、参照・評価入力できます。