オフィスサーベイシステム Office Survey System
オフィス社員の行動調査・満足度/要望調査・部門近接性調査を行い、統計分析処理をして、オフィス設計・本社ビル建築計画などの基礎情報を提供するシステムの SaaS/ASPサービスです。オフィスプランナー・オフィスファシリティマネージャーが必要な時に何時でも使用することが出来ます。次の３つの調査システムが用意されており、３つ同時に、または、個々に単独でも実施できます。
オフィス 社員行動（アクティビティ）調査。
アクティビティ調査は、一定期間（通常１週間） １日１回、一時間毎にどこに居て、何を利用し、何をしていたか、を社員の方にご回答いただきます。それにより、 オフィスの自席で主としてやっていること、ミーティングに費やしている時間やその参加人数と回数、などの社員行動の特質や、 館内の各機能ゾーンの活用時間ウェートなど、アンケート調査でありながら、比較的客観的なデータを得ることができます。 これらを統計的に処理し、業務在席率/在館率の把握・ミーティング環境最適化・行動類型を基礎としたワークステーションスタンダードの作成など、 オフィス要求仕様の基礎データを提供します。バージョン３．１より、知的生産性拡張機能が加わり、オフィスの知的生産性の状態を指標化した 知的生産性指標分析により、知的生産性向上のためのヒントを得ることができるようになりました。
オフィス 満足度/要望調査。
満足度/要望調査は、調査期間中１回、現状オフィスの各項目についての満足度、重要度、
および、その項目に対する要望・意見を、社員の方にご回答いただきます。現状オフィスの問題点が浮かび上がります。
また、要望・意見は、ヒアリングの代用として、活用出来ます。
追加質問項目として自由な選択肢の質問を追加できるようになりましたので、性別や年齢層などの属性項目、あるいは、自席プライバシーの
必要度や、現在の自席周りの収納量など、満足度以外の情報収集にも使えるようになりました。
オフィス 部門/施設ゾーン近接要望調査。
近接要望調査は、調査期間中１回 社員の方が属する部門と、 他の部門および館内各ゾーンとの近接要望の程度を、その理由とともに、社員の方にご回答いただきます。 同じ近接要望でも、”頻繁な人と物の行き来”という理由と”頻繁な会話の必要性”という理由では、実現すべきオフィスが異なります。 これらを分析し、主としてコミュニケーション、コラボレーション分野でのオフィス要求仕様を導く材料とすると同時に、 建物全体のバーティカルゾーニング・フロアゾーニングの根拠として、活用します。
最新のコンピュータネットワーク技術により、容易に実行できます。
調査は、Webアプリケーションで行います。
調査対象社員は、調査期間中、アクティビティ調査の場合１日に一度、他の調査では１回だけ、自席のネットワークＰＣのインターネットブラウザで、調査サイトにアクセスし、アンケートに答えるだけです。１回の回答に要する時間は、５分程度です。
（画像をクリックすると拡大画面で参照できます。また、表示される個人名は架空のものであり、実在の個人を指すものではありません。）
統計分析の参照は、スマートクライアント方式のWindowsアプリケーションで行います。
ファシリティマネージャー・オフィスプランナーは、自席のネットワークＰＣで統計分析用Windowsプログラムを起動することにより、 自動的に、弊社のアプリケーションサーバーにアクセスし、統計分析を参照することが出来ます。 HTTPプロトコルによるインターネット技術を使用してアクセスしますので、社内・社外を問わず、 使用することが出来ます。これにより、広くオフィスプロジェクトの関係者が、同一の統計データを共有することが出来ます。 また、Windowsプログラムのヴァージョンアップも自動的にダウンロードされるため、関係者が何時も最新の機能を使用できます。 （厳重なインターネットアクセス管理を行っている企業では、ファイアウォール上弊社サーバーへのアクセス許可を与えることが必要な場合もあります。） （画像をクリックすると拡大画面で参照できます。また、表示される個人名は架空のものであり、実在の個人を指すものではありません。）
註： スマートクライアント方式：Microsoft社が提唱している最新のネットワークアプリケーション構築方式。Windowsアプリケーション + XML Webサービス + クリックワンス の組み合わせにより、Windowsアプリケーションの使いやすさと、Webアプリケーション並みのメンテナンス性の良さを実現する方法。
充実した統計分析機能
全体に関する統計から、部門別・職種別など、ブレークダウンした統計まできめ細かく用意されています。大きな方向性の決定、個々のディテールの検討、など、プランニングの各段階で、使用できます。
主要な統計表は、グラフを交えた表現力豊かな画面として、参照でき、かつ、プリントアウトしたり、ＰＤＦやエクセルにダウンロードすることも出来ます。調査期間中も、これらの統計は、リアルタイムで、参照でき、調査終了時には、直ちに確定結果を入手できます。 V4からは、グラフ表示にMicrosoft Report を使用し、より多彩な表現が可能となりました。
オフィス改善プロジェクトのＰＯＥにも最適。
オフィス改善プロジェクトの実施後の再評価 ( Post Occupancy Evaluation ) にも最適です。
特に、実施前と実施後に、または、１年に一度、定期的にこれらの調査を実施することにより、その期間の実施施策の効果測定を行うことが出来、次の改善計画に繋がります。
オフィスサーベイシステムの資料 を参照・ダウンロード出来ます。
A4一枚のパンフレットです。
ご紹介用ＰＰＴをＰＤＦ化したものです。全体像をご理解いただけます。